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「Notion×Wraptas」で“しずかなホームページ”を運用して3年経った
はじめに
アドベントカレンダーにお邪魔しております
(追記)
アドベントカレンダーのURL登録を失念しておりまして、遅れての公開となりました。
日付が前後の方や、主催の田原さん、ご迷惑をおかけしました…。
はじめまして
どうもです。オオニシタカヤ(@takayaso)です。
現在は、大学院生をしておりまして、インターン先でNotion導入PJのアシスタントなども行っております。
かなり前になりますが、Notion Kyotoのミートアップに参加させていただいたりしてました。
「Notion×Wraptas」はいいぞ
本ブログの目的
本ブログでは、
「Notion×Wraptas」で“しずかなホームページ”を運用して3年経った
と題しまして、「Notion×Wraptas」の良さをお伝えできればと思います。
Wraptasとの出会い
当HPは、大学3年生の2020年12月に作成しました。
自分のHPとか作ってみたいな〜
と考えていたところ「Notion」と「Wraptas(当時はAnotion)」に出会い、それからセコセコとメンテナンスしながら3年間運用しています。
Wraptasとは?
ちなみにWraptasとは、「Notionに書くだけで誰でも簡単にWebサイトが作れる」Webサービスです。
980円/月の維持費で、気軽にWebサイトを立ち上げることができます。
noteとの比較
ここ数年で、noteがメディアプラットフォームとしてメキメキとシェアを伸ばしており、企業や著名人の発信の場としても用いられています。
そんな流れに逆らうようにぼくは、維持費を幾分か払いながら当ホームページをほそぼそと運用しているわけです。
本ブログでは、
なぜ「Notion×Wraptasにこだわっているのか」
を自分の中での整理も兼ねて、書いていければと思います。
「Notion×Wraptas」にこだわる理由
ここでは、
- Notionのいいところ
- Wraptasのいいところ
- noteのいいところ
の3つに分けて、改めてリストアップしてみました。
1. Notionのいいところ
- Notionが1番書き心地が良い
- デジタルに触れるものとして1番身近なもの
- ブロックの概念やマークダウン記法が書きやすい
- コールアウトが大好き
- 『Notion AI』をアシスタントに書くことができる
- データベースが欠かせない
- ブログとして文章ベタ書きするだけならnoteで十分
- 体系的に記録したいときには、Notionのデータベースが必須になる
- ブログとして書いていくなら「astro-notion-blog」ないし「N2B」も良い選択肢だと思います。
- BRAIN のように、ページ内にどんどんデータベースを作成しても反映されるのは、とても助かる。
- 『Notion Q&A』により、セカンドブレインになる
2. Wraptasのいいところ
- Notionの情報が自動的に公開される
- スマホやPCで気軽に編集したものがそのまま反映される
- Save to Notionで保存したものが、そのまま公開される( )
更新タイミングは手動に切り替えることもできます
- 自分でカスタマイズできる
- 自分でCSS・JSを書いて、自分の居心地の良いサイトにできる
- 独自ドメインの設定やパーマリンク・OGPの設定がノーコードで実現できる
- 『Wraptas』は、アップデート・カスタマーサポートが充実している
- とてもお世話になっております
- 自分の資産になる
- 独自ドメインのWebサイトを持てる
- noteに書いても、Web上の価値は に帰属する
- いにしえのブログサービスがサ終するなかで、noteも例外とは言えない
noteのいいところ
- 無料で運用できる
- 丁寧なUIで誰でも気軽に始められる
- 発信するプラットフォームとして優秀
- 多くの人にリーチするならnoteを使った方がいい
- 「フォロー」「いいね」があることでモチベになる
- 頑張ればマネタイズできる
- 執筆に集中できる
- エディタに書くこと以外の操作がないのが意外と良い
- Notionより記法が少ないので書きやすいし読みやすい
どう使い分けるか
ここまで3つのプロダクトに分けて、特徴を整理してみました。
結論としては、
ホームページは使い続けてnoteもちょっとだけ書いてみたいな〜
と思っています。
HP(Notion×Wraptas)
- 僕がWraptasで未来永劫運用していくかはわかりませんし、サービスないしサポートが終わる可能性も否めませんが、現時点で心地が良いのでここまま使っていくと思います。
- ブログを書くたびにWraptasの管理画面でパーマリンクを設定するのが煩わしいので、そこだけプロパティから反映されるようにアップデートされたら最高です…!
note
- noteは、正式なアウトプットの場としていくつか書いていこうかなと思っています。
- ブログで書いたものをもう少し丁寧におめかししてあげて、より多くの人に伝えたいことが伝えられたら良いかなと思っています。
『しずかなインターネット』とぼくのHP
『しずかなインターネット』のコンセプト
このサービスは、「フォロー」や「いいね」、「タイムライン」がない、サービス名とおりに“しずかな”ブログサービスです。
Xやnoteをはじめとした多くのWebサービスが、グロースハックに向かう中で、『しずかなインターネット』は、「細く長く」「コミュニティにはしない」ことをコンセプトに作られています。
久々に開いても当たり前に使えること、昔書いたものがそこにあること、触っていてなんとなくホッとできること、そんな手触りがこのサービスの何よりの価値だと考えています。
このサービスはコミュニティにはしません。自分の空間と他人の空間が区切られている「すこし物足りないけど落ち着く場所」にしたいと思っています。
人間に書けるものを書く
catnoseさんによると、開発のきっかけは「近年のAIの進化」とのこと。
あと数年もすれば、世の中の文章はAIが自動生成したもので溢れてしまい、有益とされる情報や綺麗な写真やニュースの要約など、たとえそれが人間の手で書かれたとされていても実際のところは真相は誰も分からない。
じゃあ人間が人間らしく書けるものといえば、日記や感情を書きなぐった「駄文」であり、「じゃあそれを書く場所を作るか」という動機で開発されたそうです。
駄文を気兼ねなく垂れ流せる場所がインターネットに見当たらない。Twitter?note?うーん、もう少しインターネットの奥のしずかな場所がいい。よし自分で作るかということで出来たのがこのサービスになります。
これって…
方針は同じ?
このサービスがリリースされたときは、
“プロ驚き屋”でTwitterもnoteも溢れかえっていて、インターネットちょっと疲れてるよな〜
すっごく書きやすいし、デザインも素敵だしこれを求めてたんだ!
と感動して、数日間利用していました。
しかし、よくよく考えると自分のサイトの方針とそこまで変わらないなと思うのです。
今日書いたブログです。ぜひぜひ。
自分だけの城
自分に興味を持ってくれた人が、プロフィールに貼っているURLからやってきて、自分の城を巡ってもらう。
いいねもフォローもなくて、誰が読んでるか分からないけどそれでいい。
今後も今のペースでのびのび更新していければな思っております。
“しずかなホームページ”の意味するところ
noteを“マンション”だとすると、このホームページは“一軒家”と言えるのではないでしょうか。
他人の目を気にする必要なく、好き勝手に塗装して、好き勝手に大きな声を出すことができる。
この城は、誰のものでもなく僕のものだ!