😔
憂鬱
憂鬱なときの個人的な教科書
切り替えるための行動
基本の3ステップ
- 気づく
- 「今ネガティブな気持ちなんだな〜。切り替えたいと思ってるんだな〜」と俯瞰で再認識するだけでいい
- YouTube観ることで頭を一杯にして、直面することから逃げてしまいたいけど我慢
- マインドフルネス で浮かんできた雑念をすべて受け止める
- 止める
- 過去の失敗や未来の不安多すぎるけど、考えてもマジで意味ない
- 生きてるのは今だし、過去も未来も今の連続だから
- これ意識頑張ってるけどまだできていない(2024年現在)
- 切り替える
- 意識を別のところに向くように行動する
- 無理してでも何かに没頭する
- パズルとか編み物とか
- 1人でできるものかつ、工数と進捗が比例するもの
紙に書き出す
- 「気づく」に対するアプローチ
- 落ち込みやすい人は、ネガティブな感情に囚われて問題の本質とは異なる部分に支配されがち
- 今の状況、性格、思考の癖をすべて書き出して、事実と感情を俯瞰してみる
疲れちゃったの会を開く
- 「最近疲れちゃって...」「こういうことがあって...」みたいなことをゆるりと話す会がいい。
- 話しやすいように利害関係が無い人にする
- おおっぴらに「疲れちゃった」は言いづらいことが多いので、クローズドな疲れちゃった会はやっていく
- 困った時の頼る先が増えて心強い気持ちにもなる。
自分を否定する自分を肯定する
- 何かを考えるたびに、その反対の考えが瞬時に浮かんでしまう
- 「自分を肯定する自分/主観的な自分」の意見に対して、「自分を否定する自分/客観的っぽい自分」の批判が、常について回っている。
- 例
- 厳しい言葉をかけてきた人がいた時に、「なんでそんな言い方するねん」と思うと同時に、「でも相手にも、あえて厳しく言ってくれているような事情があるはずだ」が出てくる。
- 「占いを受ける中で、こんなふうに自分を肯定してくれて嬉しい」と思うと同時に「こういう肯定のジャブを入れることで気持ちよくなれるから、占いは支持されるんだろうなあ」という思考も出てくる。
- その理由
- 単純に不安だから
- できるだけ多くの視点を持つことで敵を減らし、安心するメカニズムでは?
- とは言いつつ、自分を否定する自分は居てもいいじゃないか
- 自分と社会を接続し、自分の身を守る上で大事な役割を果たしている
- 今のままで最適だと思うくらいにはその存在を認める
- 「自分を肯定する自分」と「自分を否定する自分」の両方の意見を聞き、その上で「自分で決めたこと」をめいいっぱい肯定する
忙しくて崩壊するとき
基本的なメカニズム
- 「忙しい時」ではなく「何のために頑張ってるかわからなくなったとき」
対処法
- 結局、治す方法は下の2つの状態に持っていくこと。
- 金銭的な不安がない
- 「体調が悪くてもやらなくてはいけないこと」が存在しない
- その他は、対症療法でしかない
- 「自己効力感の重視」や「認知の歪みの改善」、「利き手を逆にする」などの対処法は、理にかなっているものの根本的な解決にはならない
- ノーマルな幸せを見つけないといけない
- 辛いことを乗り越えて感じる幸せは麻薬みたいなもので躁鬱のトリガーになる
- 特に辛くないし、悩みもないし、何もしなくていい状態になって、初めて「ノーマルな幸せ」を感じることができる
- 「何もしなくていい」状態に持っていっても、「何かしないといけない」と思ってしまうと改善しない
- 「今自分が何かをやる必要はない」と思うことが真理
- そのためには、すべてを無視して思えるようするか、環境を変えてそう思えるようにするしかの2択になる
- 再発しないための休み方
- 「走り疲れたから休んでまた走り出そう」ではなく、「走るのに限界が来ているので、歩いていても大丈夫な生活に変えよう」がベスト
- 新たな認知に合わせた生活をすることが大事
期待しすぎるメカニズム
- 「いわゆる”病む”人間は、なにかに期待しすぎ」について
- 高望みではなく、学生時代や家庭環境で人と同じく享受できるはずだったものを享受できず、ボロボロのままおとなになってしまったパターンが多い?
- 認知、愛着形成、発達過程の部分で栄養失調
- 大人になって埋め合わせようとしても、子どものうちに獲得すべきものなのでずっと満たされない
- これらは幻想に過ぎず、期待値が高くなってしまうといくらあっても足りない
- とはいうものの、「他人に期待するな」はかける言葉として違うのが難しいところ
- 享受できなかったコンプ
- 人によって違うし、享受できている人にとっては当たり前になってしまっているので、外野があれこれ言うべきことじゃない
- 貰えるはずのものを期待して貰える人は何も考える必要がないのだから
参考リンク
「僕が僕であるためのパラダイムシフト」
パラダイスシフトとは?
パラダイムシフト(英: paradigm shift)とは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。パラダイムチェンジともいう。
物語の導入(主人公のバックグラウンド)
- 子供はルールを探す。(何が褒められて何が褒められないのか)
- 暴力や暴言はルールを壊す
- 逆境を救うのは勉強。
- 静かで幸福な時間
- 汗が雑念をすべて流してくれる。そして冴えた頭でやる勉強はめちゃくちゃ楽しい
- ただ前だけを見て汗を書いて机に向かえばすべてが関係なくなった。
俺は悟った。人は何にだってなれるんだということを。 親とか他人とか環境とか関係ないんだ。悩むヒマがあれば行動すればいい。壁があるなら乗り越えればいい
- 過去の自分のギャップ。
- 大好きだった歴史の本すら読めなくなった。中学のときの自分が今の自分を見たら悲しむだろう
- 大声で泣き叫びたいほど辛いのに涙は出ない
- 今週のスケジュールはこれで行こう
- しかし頭に霧がかかっている&ろくに眠れないせいで何も達成されない日々が続いた
- うつ病?それって精神障害?俺は違う
- だって俺には歴史とかやりたいこともあるし、愛情はあったし。
- だるくて寝込んでしまうときもあれば、極端に頑張ったり、その反動でまた寝込んだりの繰り返し
- 服を選ぶ時間は必要だろうか。もっと大事なことに時間を使うべきじゃないだろうか(中略)
- 思えば「楽しい」って最後に思ったのいつだろう→「ランニングと勉強をしていた中学生時代か…」
- 歴史の本を見たり歴史に関することを考えると心臓をナイフで切られるような苦しさが起こるようになっていた 何よりも大好きなことだったはずなのに
うつとは
- 脳からやる気の物質である「セロトニン」等が上手く出なくなってしまう病気
- 頑張り過ぎてこれ以上頑張れなくなった病気
- ストレスで風船が膨らみすぎて、弾けて空気が抜けヘナヘナになった状態
- 要するに交通事故と同じこと
- 人生のあるときに強いストレスか何かで精神的ダメージを負い、脳だか精神だかに障害が発生する
- 「タイムマシンであの時に戻れたら、何が何でもうつ病の発症を止める」 何万回と空想しても現実はうつの人生。だってあまりに自分の人生が無念すぎて
うつと一緒に生きていく
- うつは憎い。けどどんなに消えてくれと願っても消えてくれないのだ。だから戦わない
- うつが来たら一緒に過ごすという感覚。
- うつが「頑張ったらなる病気」なら、対抗策は「怠ける」だ。
- こんなふうに接していたら、うつは小さくなっていく
- 鬱は消えることはないけど、限りなく小さくなれば、普通の人に近づけるかもしれない
行動認知療法
- 「メールを無視される」ということがあったとき
- 「忙しいんだな」と捉える人もいれば、「嫌われているのかな?」と思い悲しむ人もいる。
- こういう「事実の受け取り方」を「認知」という
- うつの人はこの「認知」が歪んでいる場合が多い
- それを発見し、改善していく療法を「行動認知療法」という
いい天気なのに自分は何もしてない→死にたい
マインドフルネス
- 「今ここ」に集中する練習のこと
- 呼吸の感覚に集中したり、見える景色に集中したりする。
- 雑念がわくのはOK。雑念からまた「今ここ」に戻すことで精神が鍛えられる
アドラー心理学
- アドラー心理学は、「原因論」を完全否定し、「目的論」を前提とする。
不幸な人は自ら不幸であることを選んでいる
子供を叱ってはいけない、褒めてはいけない (「良いことをしたとき」だけ注目するのがダメ。ただ存在していることに注目し認めてほしいから)
- 人間の問題行動には5つの段階がある。(人間は存在を認めてほしい)
- ①称賛の欲求(けど認められない場合、褒められることで振り向いてもらおうとする)
- ②注意喚起(それすらも叶わなかったとき、褒められることをあきらめて目立とうとする)
- ③権力争い(それすらも叶わなければ、争いを挑む。勝利によって存在を認めさせようとする)
- ④復習(相手が嫌がることを繰り返す。せめて憎悪という感情で注目されたい)
- ⑤無能の証明(自分がいかに無能であるかありとあらゆる手段を使って証明しようとする) 「何も期待しないでくれ」「わたしに構わないでくれ」「私を見捨ててくれ」
- 無能の証明も目的が合ってやっている…?
- 「うつにも目的がある?」
- もしうつを自分の意志でやってるとしたら、すごいバカ
- 自分でやってて自分でしむほど苦しんでるってバカみたい
「トラウマは存在しない」「過去は存在しない」
- 過去の原因にどのような意味を与えるかによって「今」を決定している
- 1回過去を消してみる
- 一旦「過去は存在しない」を飲み混んでみる
- 鬱病の目的が「無能の証明」だとして、その相手は過去のトラウマだと認知している
- 過去が存在しないのに
- 今、鬱病はなんの目的でまだ居るの?、誰に対して無能の証明をやってるの?
NLP
- NLPとは
- 心理療法家3人の治療法を体系化したもの
- NLPでは、脳と心にプログラムがあると考える
- この脳と心のプログラムは、「地図」とか「信念」と呼ぶ。人は無意識にこのプログラムにしたがって生きている。
- そしてこのプログラムは書き換えることが可能
- 俺の脳と心のプログラムに「鬱病」であることが組み込まれており、このプログラムを変えない限りはずっと鬱病なんだ
- つまり毎日毎秒「鬱である自分」のプログラムを実行し続けている
- じゃあ「どんな自分」にプログラムを書き換えるのか?
- 鬱になる前の理想の自分?
- 個々でまた疑問が生まれる
- この「理想の自分」は今の「鬱病の自分」が考えた想像
- 常に鬱であるための選択をし続けている自分が考えた「理想の自分」はやっぱりうつ病になるんじゃないのか?
- 「理想の自分」がそもそも間違ってるんじゃないのか?
不安
- 不眠は自律神経の乱れから
- じゃあ自律神経の乱れは不安
- 不安を起こしているのは自分本人
- 鬱っていう選択をあなたがしている
- 鬱病、不眠症、パニック障害、依存症、心の問題の原因はすべて「不安」
- 催眠をかけるのではなく、「催眠を解く」
鬱が起きる原因は「不安」 そして、「不安」が起きる理由は「自己虐待」
心はすごいバカ
- 鬱が来るたび徹底的に「本心」と話し合うようにする
- 人の心は「インナーチャイルド」
- 心って犬や猫くらいバカ
- 犬に対して「言い聞かせ」ても犬はわからない。心に対して「言い聞かせ」ない。
- 評価してもいけまない。ただ聞いてあげる。全部言わせてあげる最後まで。
自己虐待を見つける
- マインドフルネスで不平不満の感情を見つける。
- 手汗ウザイなら手洗ってみよう。足冷たいなら靴下はいてみよ。
- 放置してるのも自己虐待
- 気づいてあげる
- インナーチャイルド「コップ汚いのイヤだけど、どうせ行っても無駄だし言うのやめよ」
- →「言うこと聞いてもらえる!もっと言おう!」
選択肢を広げて自由度を上げる
- 服を買うときのルール(色など)を縛りすぎない
- 失敗しないという俺の中での人生教訓
- これまでの思い込みを疑って選択肢を増やす
- の自由度を上げることを繰り返す
気持ちにはやさしく事実はごまかさない
- 事実と、気持ちを切り分ける
- 気持ちには全力で寄り添うけど、事実とは分けて考えないとダメなんだ
小さな勇気の一歩
- 対人関係の中で本心を虐待しないといけない場面がある
- 「場を乱さず平穏にやり過ごしたい」というのもまた本心だから
鬱が消えてからよく気がつくのだ。 俺って何かを断るのがめちゃくちゃ苦手。サラリと断れる人もいるのに。
- 少し我慢すれば、とりあえず今日は波乱もなく過ごせる。それも一つの選択
- 人生ってようするに、小さな勇気の積み重ね。
- ちょっと一歩踏み出せば、もしかしたら前よりも快適な環境に変化するかもしれない
- 良い方向に変化しなかったとしても、本心を尊重したってことが大事
恐怖の克服
- まずは優しくしてあげる。
- 怖い怖いと言わせてあげて、感情に寄り添う。それをどうこうしようとせずにただ寄り添った。
最初はただ好きで人より歴史の本を読んでただけだった。 結果人よりも歴史の知識がついて褒められて、 いつしか俺の中で歴史は「褒められるための道具」になり、 歴史に関して誰かよりも劣ったりすることがめちゃめちゃ怖いと思うようになっていた。
- かっこ悪い自分を居るのは怖い。でも知ってしまえば怖くない
- 気が向いた時に「ただ歴史を楽しむだけの時間」を作るようにした。
- ルールは「成長しよう」とか「誰かに知識を見せよう」とか思わないこと。
世界は自分で作る
- 天動説から地動説に変わるみたいに思い込みを全部変える(=パラダイムシフト)
- 過去ですら思い込み。起こったことは「事実」だし、それはそれなんだけど
「過去」が「今」に影響を与えることなんてない 「今」の苦しみは「今」自分が起こしている。 その材料に「過去」を今の自分が使っているだけ。
- 「未来」が「今」を決定するなんてこともふつーに考えてありえないはずなのに。「過去」や「未来」のために生きている
- 例えば、「偉大な人になるために生きるべき」みたいな
- 一見夢があって良さそうだけど、「今」は「今」のためにあるんであって、「未来」のために「今」を使ったらだめ。 「今」どれだけ素晴らしくできるかって話。