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ガーナの夏合宿2024に参加させていただきました
ガーナの夏合宿に講師として参加させていただきました。
あっという間の4日間でした。改めて皆様ありがとうございました。
パーカス座談会
2日目の夜にパーカス座談会をやりました。26期はっせーくんがやろうと言ってくれたのも、たくさん来てくれたのもおじさんは嬉しかったです。
今回は、自分が4年目からセコセコ書き溜めてるパーカスのナレッジを展開してやってみました。
クリティカルな課題解決はできなかったかもしれないけど、エッセンスを両手いっぱいに持って帰ってもらえたのかなと思います。あとはキミがキミらしいと思えるパーカスをすればいいのだ。
そして、うっちーやれおの意見もたくさん聞けたのも助かったところ。7年目相当のおじさんで恐縮ですが、ナレッジをアップデートできたのが嬉しいです。
パーカス2022/9/12 15:132024/9/21 8:03バンクリってなんだろうね
バンクリの振り返り
バンクリの経験が少なく少々緊張しましたが、楽しく有意義な1時間にすることができたのではと思っています。
事前に個人のNotionにまとめてた内容も話しつつ、ヒアリングしながらお話できたのは良かったなと思います。
バンクリ曲を題材にしつつも再現性のあるリズムへのアプローチのお話だとか、1年生同期バンドに対しては押さえておきたい曲の詰め方だとか、将来的に結果を出したい2,3年目バンドに対してはその戦略だとかを一緒に話せたのが嬉しかったです。発声とかは全く詰めてあげられずにホントごめんなんだけど。
ただ、1時間×1回という時間で何を持って帰ってもらうべきかについては未だに正解が見つかっていません。時間が許してくれないんだろうけど、ひとバンドにつき2回とかやりたかったな。
バンクリの即効性
僕の現役時代のことを思い返すと、バンクリって不思議だったなあと思うのです。
当時1,2年生の僕としては正直なところ、インプットしたことをものの1時間2時間でアウトプットにまで漕ぎ着かせることができなかった記憶があります。噛み砕くが精一杯でその場でモノにするセンスみたいなものは持ち合わせていなかったような感覚かな。
ただ今考えると、どのお話も的を得ていて、当時はいくつかのただの点だったものが、今では蜘蛛の巣のように線につながったような感覚があるのです。
つまり何がいいたいのかというと、夏合宿のバンクリは比較的長いスパンで考えても良いと思うのです。即効性のあるバンクリではなくとも、普遍的で汎用性の高いバンクリでも良いのではと思うのです。
オープンマイクが本当に良かった
5,6年前のオープンマイク
僕たちの時代のオープンマイクといえば、飲み会バンドだとか内定コールのバンドだとかはありつつも、ひと段落した後はアカペラ好きが思い思いにプロアカを歌っていた記憶です。それを横目にワイワイ飲み会が行われるような、いわば二極化した空気がどこかにあった気がします。
2年前のオープンマイク
コロナ明けの3年ぶりの夏合宿に、5年目(M1)としてお邪魔させてもらっていました。
その年はタイテの関係もあったのか、オープンマイクがガラガラ状態。アカペラナードがみなべの虚空の大広間に向かって歌う時間が少し寂しかった記憶があります。
今年のオープンマイク
そこから2年経った今回、ガーナの合宿はどうなっているのか少しドキドキしていました。しかし、いい意味で期待を裏切ってくれたのです。
全てのオープンマイクが、自分のために、会場にいるサークル員のために歌っている。その状態が何時間も続いていたのが本当に嬉しかったです。
ステージ上で歌う友人に肩を組むだとか、ステージ前で一心不乱に飛び跳ねるだとか、これまでに見たことのないオープンマイクでした。
「自分たちのためにアカペラをしている」という尊い姿勢がひしひしと伝わってきて、たいせーさんと2人でひたすらに感動していたのを覚えています。
あとあと話を聞いて回ると、前に集まるように働きかけていた24期や、オープンマイクを絶やさないようにメンバー集めをしていた24期、一人になっている子に声をかけていた24期がちゃんといたようです。なんて健康的なサークルなんだと思う次第です。
利害関係ないっていいこと
夏合宿にて、何人かからのお悩み相談を受けました。
努力に対して結果が出ないこと、同期との競争の中で自分のアイデンティティが見つからないこと、学業との両立が心配であること、バンドが思うようにいかないこと。
こういったことって、ガーナの中の人に話すと少なからず利害関係があって話しにくいし、かと言ってガーナ外の人に話しても共通言語がなくて話し甲斐が無いと思うのです。
なので、ガーナのことはある程度知っていて、マジでもう関係ない僕は何か役に立てたのかなと思うのです。僕も4年WLまでサークルライブに出たことがなかったし、音感がないことがずっとコンプレックスだったし、学業もギリギリだったし、バンドだってトライだらけエラーだらけなので。
最近思うことは、人間誰しも疲れることはあって、そのときに「疲れちゃったの会」が必要なのです。そこには利害関係がなければないほどいいのです。
言いたかったけど言えなかったこと
発表会後のお別れの挨拶で言いそびれていたことがあります。
個人的に「この子はもっと行けるはずだ」と気にしていた24期の後輩がいました。僕が4年生のときその子は1年生でした。そんな可愛い可愛い後輩が今や4年生としてステージに立っていて、眩しいくらいに嫉妬するくらいに輝いているのです。僕はそれを見て自分でも不思議なくらいウルウルしてしまったのです。
24期のみんなは、残り半年の間にWLやラストライブ、卒業など色んなイベントが待ち構えています。でもめいいっぱい27期をはじめとした後輩のことを見てあげてほしいです。企画を組むのでも遊びに行くのでもお話をするのでもよいのです。それは後輩のためにもガーナのためにもなりますが、何よりも数年後の成長した姿を見て嬉しくなる自分のためでもあります。
「成長への欲求こそが世界を動かし、成長への過程が他人の心を動かす」とはよく言ったものです。まあこれは今僕が考えたのですが。