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パーカス
本ブログは、4年間自分なりに頑張ったパーカスのナレッジ置き場です
- 後輩に教えるときの辞書代わりです。少しずつ書き足していきます。
- ベストパーカスのノミネート、全然されてないです。
- Beatboxの畑出身ですが、パーカスに完全順応したタイプです。
自己紹介
たかやん(GhannaGhanna21期)![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/youn9taka/5deba00e-6582-4fb9-ab8d-d53797eaf5d2/464a8884705fd0e5ea83ffe9930498f7.png)
- ハヰカラ使節団、PANDEMIX、ペンタゴンズ、FizzyNavelなど
- 音感がない
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/youn9taka/5deba00e-6582-4fb9-ab8d-d53797eaf5d2/464a8884705fd0e5ea83ffe9930498f7.png)
所属していたグループ
こんなパーカスをしてました
目次
自己紹介所属していたグループこんなパーカスをしてましたアカペラの心得人の意見を当てにしすぎないでください結果はハマったかハマってないかだけ今分からなくても後で分かるパーカスの心得パーカスはドラムの模倣ではある自分のなりたいパーカス像を作るパーカスは、アカペラにおける1つの存在にすぎないビートボックスとパーカスの温度感上手くなるために練習中音(基礎)キック(バスドラム)ハイハットスネアドラムクラッシュシンバル音(中級)タムリムショットオープンハイハットなんちゃってキック音(応用)Kスネアテクニックカウントマイクの持ち方バス裏連打8分、16分の刻み個人的に好きなテクニックリズムステージング8分/16分、ストレート/スウィングの理解ノリ・グルーブマクロとマクロスナップテンポ感メトロノームクラップ参考になる読み物動画
アカペラの心得
人の意見を当てにしすぎないでください
- 基礎がベースにあって、その後は「好み」段階になります
- そうじゃないと全員同じアカペラをしてることになってしまうから
- このブログ含め、審査員さんや講師さんなどの意見も、あくまで「その人たちの好み」が含まれます。
- ただし、「上手い(とされている)人(≒審査員さん)」は、「お客さんの好みを刺激できる能力をたくさん持っている人」なので、参考になる可能性が高いのは事実
- そして、「上手い(とされている)人(≒審査員さん)」たちが持ってる好みの共通項は、「みんな共通の好み」といっても過言ではない
- 全部真に受けるのではなく、自分の好みも大事にして欲しい
結果はハマったかハマってないかだけ
- このブログに書いてみてわかったことは、僕のパーカスは「みんな共通の好み5割」「僕の好み5割」くらいでできていること
- 審査員さんも半分くらい「自分の好み」で審査しているはずなので、半分くらいは仕方なくて、半分くらいは仕方なくない
- 「みんなの好み」を見つけて取り込むことは、上手くなることにつながるので、たくさん研究するのが吉だし、自分の強みや信念も大事にしてほしい
今分からなくても後で分かる
- 講師さんや先輩に言われたアドバイスがピンと来なくても、2年後くらいに「アレか!」となることが多い。
- 理解できなくても、頭の片隅に入れてるだけで、学びの武器になる
- このブログもざっと読んでみて、数年後に見てもらうと面白いかも
パーカスの心得
パーカスはドラムの模倣ではある
- パーカスに正解も正義も無いけど、ドラムの模倣ではあるのは事実
- 先述の基礎の部分はドラムの理解で結構なんとかなる
- ドラムの原理を知る
- キックは足で踏んで打ってる
- 口と違って、ハイハットやシンバルと同時に打てる
- ハイハット・シンバルはペダルでリリースを止めてる
- ドラマーの方は、リリースの長さをガッチリ管理してる
- タムが3種類並んでる
- 実際に目の前のタムを叩いてるイメージを持つといい
初の合宿中にたいせーさんに教えていただいた動画をおすそ分けします
- これ神動画です。永久保存版です。
- 「ドラムの模倣」と「アカペラとしての映え」を両立させる
- せっかくアカペラでやってるから、アカペラでしかできない魅せ方もできるよね
- 立ってて片手が自由なら、全身で表現できるじゃん!
- 声を混ぜて、ベースっぽい要素いれたりできるじゃん!
自分のなりたいパーカス像を作る
- 自分の好みと照らし合わせて、模範となる師匠を数人見つけてほしい
- 身近な先輩でもいいし、先輩にオススメの人を教えてもらっても良い
- 可能であれば、「スネアはこの人で、ステージングはこの人」みたいにいいとこ取りをしていると、それがいつかオリジナルになる
- その人のパーカスをデカ音で聴きながら、ひたすらに真似るなりきる
- パーカスは比較的、「個人での練習量」と「企画の経験量」がモノをいうパート
先輩たちのパーカスを聞いて、「理想のパーカス像」「自分の好み」を作り上げて欲しい
- 僕の師匠は主に以下の2人
- たいせーさん(音色、ドラム感)
- たかたかさん(ステージング・連打)
- ばななさん(強拍に向かうイメージ)
- らたさん(フロントマン、クラッシュ)
『Uptown Funk』時雨
2019年ウィンターライブ2次オーディション
https://youtu.be/zX1-SZDFnP4
結局歌いやすいパーカスってばななさん
パーカスは、アカペラにおける1つの存在にすぎない
- 「パーカスが上手いバンド」になるな「アカペラが上手いバンド」になれ
- アカペラという音楽形態で表現できる楽曲の幅を広げるために、あくまで「後付けされた」機能(みんごさんより)
- 「6人のグループの演奏はグループ6人のためにある」
- 「パーカスがすごかった」と思わせてしまうのは違う
- 「パーカスも上手かった」と思わせられたら一人前
- アタック成分でコーラス・ベースに拍を示す存在になる
- アカペラの音響では、破裂音を主に拾ってくれる
- ビートボックスとは音作りが違う
- ビートボックス寄りの音価と息量で押すパーカスしてると、常にモフモフして、拍が見えないし、コーラスに音をかぶせちゃうだけ
ビートボックスとパーカスの温度感
- 2019年のNew Schooler以降、アカペラにおけるビートボックスの受容性は高まった
- それ以前はかなり嫌煙されていた印象
- パーカスをサッカーとすると、ビートボックスはフリースタイルフットボール
- そもそもそれぞれで良しとされるものや、目的が違う
- サッカーの目的は、練習通りのプレーをしてチームが勝つこと
- アカペラの目的も、6人で1つの演奏を作り上げること
- フリースタイルフットボールの目的は、突拍子もないことをやり遂げて、自分が誰よりも目立つこと
- ビートボックスの目的も、すごいパフォーマンスをすること
- パーカスにビートボックスを持ち込むのは、サッカーの試合中にリフティングを持ち込むようなこと
- 誰も求めていないし、チームとして良い方に働くかと言われると厳しい
- 陥りがちな罠
- 出せる音の数がパーカスの人より段違いに多く、自分の能力を活かしたいと思うのはダメ
- 美味くて食べやすいチャーハンには、塩と胡椒と鶏ガラだけでいい。無数のスパイスは武器にならない
- グループを私物化してしまっていないか留意する
上手くなるために
- リモアカや一人パーカスなど、レコをしてみる
- 録音を聴いて何度もリテイクして、自分のパーカスに向き合える機会
- Twitterに上げれば、個人として見てもらえる機会になる
- たくさんの曲に触れる
- 企画をひたすらにたくさん組む
- 1,2年生の頃は、毎回6枠いっぱい組ませてもらってました。ありがたい話でした
- 色んな曲聴いて1人で打ってみる
- 愚直にコピーする
- やったことないフィルも全部コピーしてみることで、自分の幅が広がる
- 自分のやりやすいやり方に落とし込むのも大事だけど、できるだけを目指す
- パーカス譜を書いてみる
- フィルやルーティンを構造的に理解する
- 感覚で覚えて打つのは限界が来る
- ドラムの理解にめちゃくちゃつながる
- 僕でもかけるので誰でもかける
- 原曲とプロアカのカバーを聴き比べる
- パーカスは、自分好みにアレンジして打てるパート
- 自分で構成を練るもしくは修正できる必要がある
- その能力はどうやって身につける?
- プロのパーカスが原曲をどうやってアカペラに落とし込んでるのかを知る
- 原曲とカバーを繰り返して聞く
- アカペラナイズ、パーカスナイズするセオリーが見つかるはず
- 原曲
- Pentatonix
- VoicePlay
- The Filhermonic
- 原曲
- Duwende
- Cluster
Cheerleader
Smooth Criminal
練習中
- コーラス練などべーパが放置されることはよくある
- 音わかる、アレンジしてるパーカスの方には無縁の話かも
- ぼくは雑魚なので、皆さんにお世話になりました
- 音分からなくても、グループの雰囲気づくりとしてできるだけ円の中に参加しよう
- 自主練したいときは、軽くひとこと言うとヨシ
- リズムやノリの部分に関しては、一番責任を負うつもりでいたい
- 言えることたくさんあるはず
- カウントする前にコーラスが音取れてるかは気遣ってあげるべき
- カウントが遅すぎるのもストレスだから、適切なタイミングでカウントしてあげる
音(基礎)
ここまでが本質的な話で、ここからが実践的な話です。おまたせしました。
キック(バスドラム)
- 息を吐くイメージより、破裂音をマイクに入れるイメージ
- 基本的に音価は短くていい
- 音圧は力ではない(えがちゃんさんより)
- 音圧は引っ掛かりと音程探りとマイク入り
ハイハット
- 声成分を限りなく減らすこと
- 発音は「チ」でもなく「ツ」でもなく「テ」で始めるとイイ
- なるべく舌を平たくして、大きい表面積で擦るイメージ
- 上手い人はガチでうまいし、奥が深い
- ドラムは手が2本あるので、ハイハットを裏で打ち続けることができるが、パーカスはできない
- 16分の曲なら、どこまで16分の要素をアカペラに落とし込めるかが、構成のキモ
- 僕は4年間逃げてきたので何も教えることができません。
ハイハット以外の部分で80点のパーカスに到達できるけど、それ以降の20点はハイハットでしか加点できない。ハイハット1つに命を宿せ。
スネアドラム
- 奥が深いので別ブログ参照(予定)
- 口の形によって個人差はあるものの、欠かせない音なのでこだわって欲しい
クラッシュシンバル
下手なのが1番バレやすい音
- クラッシュシンバル全体の基本的な概念(お約束)
- ドラムの場合、同時に足でキックを打ってるので、アタックに「キック成分」が必要になる
- 最初にアタック感と低音成分がほしい
- 基本的に一定の割合でに減衰するべき
- ドラムのシンバルは、1回叩けば時間を欠けて自然に鳴り止むものだから
- 頭だけ音量が大きいシンバルは不自然に感じてしまう
- 基本的には次のスネアまで伸ばし切る
- リリースを止めるなら舌で止める
- クラッシュシンバル
- 1番デフォルトなクラッシュ。発音は「ピシー」
- まずは声成分を限りなく減らすこと
- チャイナシンバル
- 唇のキックだけでなく、喉バスを加えて、リリースは下顎から息を抜く
- アタック強めでリリースの息も多めがち
- ゴリゴリ曲やシンコペで使う
- アウトリムシンバル(名前適当です)
- 吐くリムショット(僕は吐く片側Kスネア)で発音は「コォ!」
- ブレイクやノリが宙に浮くときなどのアクセントに
- 音量大きめなので使い所に注意
- 巻き舌を混ぜると低音成分が加わってクソデカ音になる
- 喉バスシンバル(名前適当です)
- 喉バスと低い声を混ぜた「イ”シー」
- チャイナシンバルのアタック部分を抜いたもの
- ルーティン的に唇が間に合わないとき
ライドシンバルやらあるらしいですが、この3つを覚えてたら、それなりにいい感じに打てると思います
音(中級)
タム
- 主にフィルに使える
- 口をすぼめて声を使って「トゥン」
- 声の高さで3段階(ハイタム・ロータム・フロアタム)くらいは使い分けたい
- 女の子は音域的にチープになっちゃうけど、これは仕方ない
特にタムは、ドラムを参照するとやりやすいと思う
リムショット
- バラードやCメロなど、スネアの1つの代替音として
- できるだけ力を抜いて「カッ」と吸う
フィルに混ぜると息吸う時間にできる
オープンハイハット
- 音価が長いハイハット(ドラムでいうと、ペダルを踏まないハイハット)
- フックやBメロなど、ノリの変化に使える
リリースだ!
なんちゃってキック
- 「舌を弾いてアタック」+「低い声」+「口をすぼめて唇を振動させる」で、なんちゃって有声キック
- 最初2つはベースの鳴らし方に近い
- 力入れて声低くしたタムとも言える
- 舌と唇の筋トレが必要
- キックと違うところ
- 低いコストで打てる
- 「btptbbtpt」などには必須かも
- 連打できる
- バスドラムの連打の限界
- エセキックの連打の限界
- 優しく打ちたいときに重宝する
- バラードとかはこっちのほうがあうかも
- 楽なのに思ったよりマイクに入る
- 「ドゥドゥドゥドゥ」ができると、ストップ感のあるキック連打ができるようになる。
- アクセントにめっちゃ使える
- 喉で押しているので、8〜12連打くらいが限界
【#たかやんのぼっちボイパ #1】 #連打チャレンジ
たかやんのぼっちボイパ 神戸大学GhannaGhanna所属 3年生 たかやん 【Twitter】→https://twitter.com/youn9taka 2020年5月20日投稿【https://twitter.com/youn9taka/status/1263063521660506113?s=20】
https://youtu.be/5GSMLkVwNr4
0:00〜0:04 は「ドゥドゥドゥドゥ」を多用してる
タム使ったフィルにはない「ストップ感」の気持ちよさ
音(応用)
Kスネア
- プロアカコピーやEDMの楽曲を歌わない限り、基本的にスネアとリムショットで事足りるので、無理に習得しなくて良い
- ドラムにない人工的な音なので、生楽器の邦楽に混ぜると目立ってしまう
- 逆に打ち込みの楽曲のカバーには向いているかも(YOASOBIとか)
- ビートボックスのKスネアは音価長め、音程低めだが、アカペラにおけるKスネアは、アタックの高音成分や抜け感が大事
- 個人的には、Kevin(Pentatonix)のKスネアが理想
- 口を縦に開いて、舌の真ん中を空気が抜ける
- 強くて短いアタックとヌケ感
- 僕は元々、ビートボクサーに多いKスネア(Dharni、Heliumなど)だったが2年かけて矯正した。
- 顎をずらして片側の奥歯で擦る(人が多い)
- 擦っているので音価が長く、基本的に音程は低い
- 片側でも口を縦に開いてアタックを弾くことができるが、口腔が狭いのでKevinほどヌケ感がでない
- リムショットとは全く別物であり、別アプローチをしてあげる必要がある
- リムショットに力を入れるとKスネアに似た音が鳴るが、所詮似た音に過ぎない
- 舌の形や口の開け方が違うので、ハイハットとの
- DaichiさんのKスネア講座は、明らかに「力入れたリムショット」
- Kスネアの定義が曖昧だからなんとも言えないけど、これはリムショットだと考えている人が多い
テクニック
カウント
- 「スタートの合図」だけでなく「ノリを事前に共有してあげる場所」
- 適切なカウントをする
- 3カウント未満で始まる曲やテンポが早い曲は、「わーんつーー」を事前につけてあげる
- カウント前に吸うハイハットorリムショットを入れることで、「1拍増やせる」&「テク感出せる」
- ダサくないカウントをする
- 声の大きさ
- 曲調や入りのテンションに合わせる(空気読む)
- バラードは優しく、アップテンポは張り上げるetc…
- 声の長さ
- 「ワッ、トゥ、サッ」と短くしてあげるとダサくない
- そもそも声を使わない
- 4がダサいときは、吸うハイハットにしたり言わなかったりする
- カウント後半は曲に入ってしまう
- ハイハットインにする
- ノリを共有するカウントをする
- 明るい曲なら明るく、暗い曲ならしっとり
- シャッフルならシャッフルを感じたカウントをする
- 頭で「ア,ワンッ(タカ)、ツッ(タカ)、スリッ(タカ)」のイメージ
- 1拍目の裏から入る曲は、4カウント目から1拍目まで伸ばしてあげる
- 人に優しいカウントをする
- 急に4カウントするのではなく、事前にスナップを打っておくことで、2,4は示しておくことができる
マイクの持ち方
- 口とマイクの距離はゼロ距離
- 距離があると、空気でボフボフする
- マイクに空気を入れるのではなく、破裂音を入れる感覚
- この点では、コーラスのようなマイキングは必要ないのでラッキーなパート
- セオリーとして囲わないほうが良い
- 囲うと音が籠もるため、もやもやしたパーカスになりうる
- 囲うとマイク入りが良くなるため、ボリュバラが乱れる
- ブレイク前のシンバルや、硬めのスネアは囲ってマックスを狙いに行ってもいい
- セオリーとして地面と水平に持つべき
- マイクにまっすぐ音を通す感覚で
- 持ち方一覧
- グリップ握り
- 首元
- 一番オーソドックスな持ち方
- マイクを地面と水平に保つ
- 根本
- ベースにありがちな握り方
- 安定しないので
- グリル握り
- ビートボックス握り
- ハモネプ握り
バス裏
- 息の循環に必ず必要なテクニック
- 最初は「ぼはちぱっち(はで息を吸う)」でオケ。
- 徐々に自然に吸えるようにしよう
- バスドラムは破裂音なので、次のハイハットまで吸っていい
- スネアは、音が徐々に減衰していくものなので、必ず次のハイハットまで伸ばす
マジでコレ大事。1年目のうちにできると勝ち
連打
- 「16分ごまかしハイハット(ツク)」+「低い声」+「口をすぼめて唇を振動させる」で、「ドゥクドゥク(ヘリコプターのモノマネ)」ができるようにする。
- 息が続く限り無限にできるはず
- これをベースに、一部をキック・スネア・ハイハットに置き換えるだけ
- 「ドゥク・ドゥク」を「ドゥクドドゥクド」にしてあげると、3連符になる
- 口の形を上手く変えれば続くけど、基本は6〜12連打くらいが限界。
- 頑張れば24連打できる
- 音程を変えるとドラムの連打っぽくなる
- 余裕があれば、本来のバスやスネアを混ぜてあげる
分からない連打は、アプリ「ハヤえもん」でじっくり聞こう。
8分、16分の刻み
- 8分
- 「btpt」ができたらいい
- 16分
- まずは「btptt」のループ
- ハイハット2連打を、舌先と奥の「チケ」で鳴らす方法は覚えておくべき
- 発音はできる限り「テケ」。声成分を限りなく減らす。
- 口を閉じて置くと、音がこもっていい感じにごまかせる
- 可能であれば、「btptt→b」の「4→1(ヨンイチ)」で流れを作る意識も
初心者は、ルーティンにクラッシュを入れる練習をしましょう
個人的に好きなテクニック
- キックやクラッシュの16分前にスネア置くやつ
- 「ドゥクドゥクドゥクドゥク」でビルドアップさせして、「ドゥドゥドゥドゥ」で降りてくる(8:02)
リズム
ステージング
- まずはたくさん動けるようになろう
- 上手い人はあんまり動いてないけど、なぜかっこいい?
- 「動けない」ではなく「動かない」だからかっこいい
- 3年生から引き算すればいいから、まずはダサくてもたくさん動けるようになろう
- 首を縦と横に動かせると幅が広がるよ
- ステージングは、意識的に動くことではなく、無意識的な動きをどこまで減らせるかである
- 重心と軸
- 「重心が高い」「前のめり」だと一生懸命感が出てダサい
- 骨盤を片方に落として、軸を作るのが定石
- たいせーさんがわかりやすいかも
- 半身
- 身体の向きをステージと平行にし続けない
- 半身にすることでスタイル良く見える
- 後ろ足に重心置くだけでも半身になる
- 手の動き
- 音すべてを手の先で追いかけようとするとダサい
- 手の甲や肩、肘も柔らかく使う
- パーカスは、マクロとミクロのリズムを身体に流しておく
- かかとで4分を取れ
- これさえキープできてればリズムキープできるはず
- 基本的には、つま先よりかかと
- 体全体で16分を取れるように
- タカタカタカタカ
- ずっと動いてるとダサいから、身体の中に流せるようになるとヨシ
- 無意識的な動きをどれだけ削れるか
- 無意識にやじろべーみたいに左右に揺れてない?
- 動きたいところで手を動かせてても、意味もなく腕を振り下ろしてたりしてない?
- パーカスに集中してて、手がもぬけの殻になってない?
- ぼくとがっくんさんの腕の動きを比べてみてください。
ステージングとは、「動かないことをすること」である
インターロックやろうね
8分/16分、ストレート/スウィングの理解
- この世の曲は大体、4つに分類できる
- 完全に分類できるわけでなく、「8分よりの16分」などそれぞれに度合いがあるので、人によって解釈が違ってたりする
- グループ内で共有できてたらいい
- リード・コーラスも感じておくべき要素だが、べーパが特に率先して理解して共有してあげるべき
- 8分/16分
- 明確に分類できない曲も多いが、度合いで理解しておく
- 16分の曲の中でも、8分の重たさが違ったり
- 「ギターは16分でチャカチャカしてるけどドラムは8分が重たいね〜」
- ストレート/スウィング
- タッカタッカしてる曲がスウィング
- スウィングにも度合いがあるので、理解しておくべき
- 2:1の幅をとりわけシャッフルと呼ぶらしい(って)
ノリ・グルーブ
- 定義が難しい言葉なので容易に使うの怖いね
- 僕は強拍に向かうまでの「加速度」とそれに伴う流れだと思ってる
- 加速度はステージングから生まれる
- 強拍まで加速するなら、どこかで遅くなる(=大きく回す)部分がある
- 走っちゃう箇所ってここの処理ができてないだけとかがある
- 2年目の講評あるある「キックの四つ打ちでも、16分シャッフルを感じながら!」みたいなの言われがち
- 音数が少なくてもキックには加速度があるはず
- 良くわからなくても身体の中にリズムを流しておくべき
マクロとマクロ
- 大きなリズムと細かなリズムを分けて考える
- 細かいフィルや複雑なルーティンでも4拍は捉え続けておく
- まずはかかとで踏み続けておく
スナップ
- 騙されたと思って1,2年目は練習だけでも打つべき
- クレクレはひたすらに打ってるらしいです
- スナップを打つ意味を考えてみる
- 1つ目は、強拍で音を鳴らすことでマクロのテンポをキープできること
- 2つ目は、リズムを身体に流すことで全身でリズムを感じれること
- 円を描くスナップを打つことで、4拍の内、加速度が生まれているところ(≒ノリ)が理解できる
- 3つ目は、バンドでノリを視覚的に共有できること
- 「この曲のこの部分は8分が強くて、強拍を押すような感覚だよね?」のように、わざわざ言語化しなくても良い
テンポ感
- 気にし過ぎも良くない
- そもそもグループで揃っていて、曲中で変動してなければ大丈夫
- ライブのペンタとかテンポぐちゃぐちゃだし
- ほんでなんであんなぐちゃぐちゃなん?
- ただリズム隊である以上、コーラスよりかは責任感を持っておくべき
- テンポキープよりもっとやることがあるはず
- 通し終わって「早かった」「遅かった」ばかり話すの良くない。それをその場で解決する必要がないから。
- 日によって変動する
- 自分の心拍数や、自分が思う感覚と相対的なものだから、日によって変動して仕方ないもの
- 逆に言えば、その日が「早くなりがちな日」だったらそのままでいい
- その日のコンディションが悪いだけで、「インテンポに慣らす練習ずっとやる」や「アレンジのテンポを変える」のは悪手
- その日の初回の通しが遅いテンポのメトロノーム聞きながらとかだと、感覚が1日ずっとズレる。そういうもの。
現役時代はメトロノームアプリを常に手に持ってたけど、OBになってからはアプリをインストールすらしていない。結局はアンサンブルで気持ちよく歌えて気持ちよく聞いてもらえるか次第。
メトロノーム
- 「メトロノームに拍を合わせに行く」のではない。メトロノームは「クリック音鳴らし続けてくれてる7人目のメンバー」(いくとさんより)
- メトロノームは、均一にクリック音を鳴らしてくれるだけであって、その間のリズムの流れやクリックまでの加速度は、示してくれない
- 使うべき場面
- パーカスが居ないとき
- その日でその曲が1回目の練習の時
- テンポキープ以外のところに一旦集中したいとき
- 曲中でテンポがズレるポイントを探るとき
- 本番前にインテンポを確認したいとき
クラップ
- 何気ないクラップの打ち方で、リズム分かっている人と分かっていない人が分かる
- せっかくリズムに乗るなら、「2,4で叩く」だけだともったいない
- 手を広げて折り返すときに、1,3を感じる
- 曲に相応した加速度を持って叩く