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【鬼目ナット化決定版】ぼくのFlexiSpotビルドログ
最高のデスクを作りたい
デスクって特別買い換えるタイミングはなく、安い買い物ではありません。
だからこそ!ベストに近いデスクが作りたい、エンドゲームしたいのです!!そう思いませんか!!(大きい声)
選定
ひとえに「デスク」といえども、
- 天板と脚、セットにする?
- 別だと天板がオーダーメイドできるよね。
- デスクの高さは何がベスト?
- 昇降できるタイプにしちゃう?
- サイズはどうする?
- 60cmは奥行き小さいらしいね
- 幅は140は欲しいかな
などなど、いろんな選択肢があります。
僕が選んだのは
天板|KARLBY(186x65x3.8 cm) - IKEA
脚|E7 Pro - FlexiSpot
の組み合わせ。
天板はオーダーメイドではなく既製品に、脚は自動昇降でお馴染みFlexiSpotにしました。
選定理由
- 天板
- 「IKEA」という品質の保証
- 使用例も多い
- オーダーメイドはちょっと敷居が高い
- サイズ、穴、塗装などの細かい加工を考え始めると迷宮入りする
- 別に安くもないし、納期が半月近くかかる
- 脚
- そもそも160cmのチビに合う高さ60cm程度の脚って少ない
- 高さを自分好みに微調整できるものがいい
- スタンディングデスクかっこいい
- 憧れるよね
- 30%オフセールやってた
鬼目ナット化
鬼目ナットとは?
FlexiSpotは、ビスをグリグリ天板に差し込んで固定する仕様のため、一度ビスを抜くとその穴は使い物にならなくなります。
それゆえ、分解や引っ越しを想定している場合は、鬼目ナット化しておくことが推奨されています。
ドリルで穴を開け、ネジ穴を埋め込むことで、可逆的なネジ止めにするといった原理です。
調べてもらえればたくさん出てくるので基本はそちらを参考にしてもらえれば。
鬼目ナットの選定
鬼目ナット化にあたり、先人の知恵をググっていたところ、使う鬼目ナットやボルトのサイズは人によって違うようです。
- 鬼目ナットの長さ
ここは天板の厚さに左右されます。
鬼目ナットの長さ分の穴をドリルで開ける必要があるため、天板貫かないようにする必要があります。
カールビーの厚さは38mmなので、25mmのボルトの長さであれば問題ないと判断しました。
- 鬼目ナットの大きさ
FlexiSpotには、M6のビスが付属されています。
そのため、M6でも理論的には問題ないのですが、手動でネジ穴を開ける関係上、誤差を許すある程度のゆとりが必要です。
そのため、M4~M5の鬼目ナットを使っている方が多く見受けられました。
僕は、土建屋の息子ではあるもののほぼ初DIYということもあり、M4にしました。
M4でもギリギリだったので、穴あけに自身がない方以外はM4でいいかと、、
- ボルトの大きさ
ボルトの長さ・大きさは、鬼目ナットの長さ・大きさに左右されます。
大きさについては鬼目ナットと同じものを買いましょう。僕の場合M4です。
- ボルトの長さ
長さについては、脚とゴムワッシャーの厚さを考慮して、鬼目ナットの長さ+5mmが良さそうです。僕の場合25mmですね。
用意するものまとめ
必要なものは、以下の通りです。
品目 | 購入元 | 価格 | 備考 | |
デスク脚 | E7 Pro | 公式サイト | 38500 | 525セールで、30%オフ |
デスク天板 | カールビー | 公式サイト | 27900 | IKEA公式から |
ドリル | レンタルドリル | コーナン | 660 | コーナンで2拍3日の330円。(本体とヘッド) |
鬼目ナット | ムラコシ オニメD 【M4×20】 ≪5個1パック≫ | Amazon | 1920(480x5) | ムラコシの品質良いらしい。 「M4」「20mm」「D」で良かった。 必要数は14個だけど、念の為20個 |
ドリルヘッド | リリーフ(RELIFE) 六角軸ドリル 木工・樹脂用ドリル刃 5本組 26807 | Amazon | 897 | 必要なのは6mmだけど、3~4mmもあると目印に使える |
ボルト | TRUSCO(トラスコ) 六角穴付ボルト ステンレス全ネジ M4×25 35本入 B44-0425 | Amazon | 770 | M4 鬼目ナットの20mm+5mm(FlexiSpotとゴムワッシャーの厚さ) |
ボンド | コニシ ボンド 木工用 50g(ボトル) #10122 | Amazon | 96 | 鬼目ナットの強化用 |
キャスター | トーシン ねじ込み双輪キャスター 50径 自在ストッパー付 TUS50BM8XP1.25 | Amazon | 1896(474x4) | キャスターに変更は必須。 公式のキャスターの納期が遅かったから代替品にしたが、 半額以下でストッパーがあるのでこちらで正解 |
ワッシャー | ワッシャー | コーナン | 200円(くらい) | 必要なことが判明し、急遽買い足した |
六角 | 六角レンチセット | 100均 | 100円 | 鬼目ナット締めとボルト締めに必要です。 |
その他 | メジャー・定規 | 持ってた | 0 | 脚の位置合わせに必要 |
養生テープ | 持ってた | 0 | ドリルのストッパー用 | |
総額 | 72939 |
ドリルは、トルクの弱い3000円自称ドリルを買うのも、中華ブランドの5000円ドリルを買うのも、安心のmakitaの10000円ドリルを買うのも怖いので、レンタルしました。全然安いので。
ビルド
- FlexiSpotの組み立て
詳しい組み立て方は説明書にあるので割愛。ビス止め前まで組み立てます。
あと、この時点でキャスターも取り替えておきましょう。
気になったことを言えば、取説のイラストがステップ1と2で天地返ししているのが考慮されておらず、電源の左右が逆になってしまうことくらいです。
- 穴あけのガイド
FlexiSpotの取り付け位置が定まったら。穴あけのガイドをつけておきましょう。
4mmのドリルヘッドがゴムワッシャーの内径にぴったりなので、上から叩いて印となる傷をつけておきます。
これは自分で思いついたテクニックなのですがいかがでしょう。
鉛筆とかより精度高い気がします。
- ドリルのストッパー
穴をあける前に、穴を深く開けすぎないようにストッパーを準備しましょう。
先(ツノを除く)から20mmの位置で養生テープを巻きます。
個人的には、市販のストッパー購入しなくてもこれで十分な気がします。
- 穴あけ
後はドリルでグリグリ穴をあけましょう。
鬼目ナットが埋まりきらないのが怖いので、20mmより気持ち深めに穴を開けました。(天板の厚さに余裕があるので)
- 鬼目ナットの埋め込み
水平になるように鬼目ナットを手と六角で埋め込んでいきます。
鬼目ナットの外側にボンドを少量付けると、木材が補強されるらしいです。
- FlexiSpotの取り付け
あとは、FlexiSpotを天板に載せ、六角ボルトで締めていくだけです。
ここで、ボルトの頭がFlexiSpot側の穴より小さく、押し込むと抜けてしまうことが判明します。
ゴムワッシャーもあり、普段は抜ける方向に力がかからないので大丈夫だと思うのですが、スポンと足が抜けてしまう状態はやはり怖いです。
急遽、M4サイズのワッシャーを購入し、ボルトとゴムワッシャーの間にかましました。
あ、そういえば、同様にコントローラーも取り付けてくださいね。
- 配線と天地返し
- 90度回転(天板奥が下)
- 付属の梱包用発泡スチロールで天板側。原始的ジャッキアップ。
- 合計100度程度回転させたところから、気合で180度回転させる
あとは、配線とカバーをしてひっくり返して完成です。
ちなみに1人でひっくり返すのはかなりきついです。
僕はそのとき1人だったので、
という方法でなんとか1人でひっくり返しました。
- 完成
完成しました!
所要時間は丁寧に作業して3時間程度。まあまあですね。
感想
使ってみた感想は、
- 横に広くてイイ!
186x65は、少し横に大きいかなとも思っていたのですが、左右に物がたくさん置けてハッピーです。
(ただ、作業部屋の半分がデスクに占領されてしまいました、ワンルームにこれを置くのは無理ですね、、)
- カールビーがカワイイ!
集成材の模様が好きで、かなり気に入っています。
デスクの上にモノ置いて写真取るのがすごく楽しい!
- 足元がスッキリしてイイ!
FlexiSpotといえば、E7がオーソドックスだと思うのですが、E7Proにしてよかったです。
ブリッジが天板奥側にずれていることで、足を上げてもブリッジに膝がぶつかることがありません。これは使用感にかなり大事な点だと思います。足を組む人は特に。
- 触り心地がボチボチ!
自分で何も手を加えていないので、触り心地が良いかと言われると正直微妙です。
手でザラザラはできるけど、顔をなすりつけるのはちょっと怖いくらいのザラザラ感です。
「理想の書斎づくり」さんは
240番ヤスリで荒削りして、ワトコオイルを塗って、1時間待って布で磨いて、もう一回オイルを塗りつつ今度は抜けたまま400番ヤスリで研磨して、1日待ってからもう一回で布で磨く
というメンテナンスをされていたので、いつか挑戦してみたいなと思っています。(汗)