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Arcが描く未来のインターネット

Arcが好き

Chromeの上位互換(※1)であり招待制(※2)のブラウザ『Arc』。
使い始めてかれこれ半年ですが、手に馴染みすぎて身体の一部になってきています。
⚠️
※1 Chromium製であり、個人的にそう思っているから
⚠️
※2 ウェイティングリストに登録するもしくは、ユーザーに招待コードをもらう必要があります

アップデート頻度

Arcのいいとこそのイチは、毎週金曜日のアップデート。
このバナーを見るたび、ワクワクしますね。

『The Browser Company』の心意気

ブラウザというスタンダードなものに対して、デカいこと言いながらデカ石を投じる心意気がすき。
But more importantly, it’s everything you care about, all in one place.
// 重要なことは、あなたが気にすることすべてが、1つの場所にあるということ
Arc is your space to breathe on the internet.
// Arcは、インターネット上でのあなたの呼吸する空間です。
Are you ready to let go of the old internet?
// 古いインターネットを手放す準備はできていますか?
あと『The Browser Company』って社名もバカでスチ。

Boostが良い

最近のアップデートで追加された【Boost】が天才すぎる。
Chrome拡張機能『Stylus』を、
  • サイトごとに
  • より直感的に
  • それでいてCSSべた書きでも
使えるようにした機能。
🎨
Color
サイトの色変更
Zap
サイト内の要素の削除
📝
Text
  • Font
    • Fontを20種の中から選ぶ
  • Size
    • 文字サイズ
  • Case
    • Upper/Lowerの置き換え
📝
Code
CSSのオーバーライド

日本のWebデザイン・UI

ちょっと脱線するけど、なぜ日本のWebサイトはなのかって動画が面白かった。
文化だったりユーザーの思考のクセに合わせて進化してきてるらしい。
💭
why Japan's internet is weirdly designed
// なぜ日本のインターネットは奇妙に設計されているのか
💭
How Culture Made Japanese Internet Design "Weird"
// 文化が日本のインターネットデザインを「変わった」ものにした理由

自分なりの仮説

自分が求めるUI

みなさんはどのサイトを経由してショッピングしていますでしょうか。
僕はとりあえず「Amazon」一択の状態です。
 
その理由は
楽天とYahooは情報量が多くて酔うから。
 
楽天もYahoo!ショッピングも安くて還元率がいいのは知ってるのですが、欲しい物を検索してカートへ追加するまでの道程が長い、、

求めるUIは購買層に依存する

「楽天のUIはなぜごちゃごちゃしてるのか」という話をTwitterで見ました。
 
結論は
モダンなシンプルなスタイルも試したが、レガシーな方が売上が高かったから
とのこと。
また、
🛍️
莫大な情報量と長い経路は「商店街」そのもの
というお話もされてました。ぐぬぬ確かに。
ちょうど多種多様なショップがならぶ商店街を歩き、店に入ればあれこれの商品やポップが目に入り、商品をレジにもっていくと店員さんが「それならこれもどうですか」なんておすすめしてくる、そんな場所のように。
たとえるなら、それは宝探しのようなもの。ちょっとオオゲサに言えば、出口を探し求めて画面のあちこちをクリックする「脱出ゲーム」に近いかもしれない。その過程を楽しめるかどうかでサイトの評価は大きく分かれそう
 

購買層は25歳付近で二分されるのでは?

それはそうだとは思います。
AppleやAmazonが本格的に浸透してきたのが2010年ごろ。iPhoneやMacがシェアを高めてきたころだと言ってもいいでしょう。
生粋のインターネットキッズを除いた今の20代前半は、インターネット≒スマホで見るものであり、AppleのエコデザインをYahoo!のメイン画面やYahoo!キッズを経由していないかも。
日経クロステック
日経クロステック

これからのUI

楽天に話を戻すと、メインの購買層が2010年以前のインターネットで育ってきたから好んでいるわけであって、僕ら世代以降は、スマホアプリで見るようなスタイリッシュなUIを好むのではないかな。
 
この理論だと、楽天の購買層はどんどん年を取りAmazonの購買層は増えていくので、売上を維持するためにはいつか切り替えを行う必要がある。
デザインという一側面だけど、30年後には外資に淘汰されちゃわないのかななんてって考えたりもしたり。
 
 

これからのUI

これからのUIは、どんどんユーザーが好きなようにコントロールできるようになるのではないのかってやつ。
 
現時点で、LINEが着せ替えを有料で提供しているわけだし、iPhoneのホーム画面のアプリアイコンを中華アプリでオシャレにするなんていうライフハックがたくさん出回っているわけだし。
僕もStylusをかませることで、大体のフォントはLatoにオーバーライドしちゃってるし。
今は、インターネットが生成するものを受け身で眺めているけど、Boostのようなものがスタンダードになれば、能動的にインターネットを泳ぐことができるし、それ自体に価値が生まれるようになるのではなんて。

その先のUI

その先は、ユーザーがイジイジするのではなく、自動でユーザーに最適化していくかも?
AIだったり何かしらが、動的にユーザーに最適なインターフェースを生成するとこまでがデザインの範疇になったら面白いね。