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つまらないと思おうが、くだらないと言おうが、「人が集まって完成させた」ことはすごいんだ。

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今日のダーリン
・あるとき、思ったんだ。「どんな映画でも、たいしたものなのだ」と。ほぼ、すべての映画は、ひとりでつくってはいない。役を演じる人、撮影する人、照明をする人、音声を録る人、衣装をつくる人、場所を確保する人、食事を手配する人、宿や交通の予定を組む人、背景のセットをつくる人、道具を集める人、予算を管理する人、上映の場をつくる人、宣伝する人…しろうとのぼくが考えているだけでも、いろんな仕事をする人が想像できる。いくつもの仕事を兼ねている場合もあるだろうし、仕事に助手やおおぜいのスタッフがつくこともある。当たり前のことのように思うかもしれないが、こんなにたくさんの人たちが、ひとつの映画のために、集まって最終的に「作品」にしているというのは、たいしたことだと思うんだよね。ときには事故やら病気なんかもあるだろうし、人と人との間に諍いや争いごともあるだろう。でも、なんにせよ完成までこぎつけているわけで、「おまえやってみろ」と言われても、ひょいとやれるようなものじゃないよ。だれかが見て、おもしろいと思おうが感心しようが、つまらないと思おうが、くだらないと言おうが、「人が集まって完成させた」ことはすごいんだ。 ・そう思うと、人が集まってやり続けていることって、映画やら演劇ばかりじゃなくて、草野球であろうが、ヘタなバンドであろうが、赤字の商店であろうが、町や村のお祭りであろうが、大きい小さい、うまくいってるいってないを問わず、みんなすごいな、という気がしてきたんだよね。さらに思えば、家族とか夫婦とかだってそうだよね。人がひとりじゃなくてやってることって、「賛成の人か、反対じゃない人か、反対でもいる人」が集まってやってることなんだ。世界征服を狙う悪の軍団にしたってそうだろうよ。「集まってチームでなにかやる」ということは、ものすごくたいへんなことにも思えるんだけど、やるよね。 簡単じゃないのに、人間の好きなことなのかなぁ。それをやれること自体が、たいしたものだよねー。「ONLY IS NOT LONELY」って、ここでも言えてるな。 今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。 思えば「ほぼ日」も、人が集まってて、たいしたものざんす。
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僕のタワゴト